毎週CS:Inside the Mystic Plant

GP3rdが終わって一ヶ月ちょいほど経ちました。

新弾であるブラックアウトの発売日によりてんてこまいだった時期もいったん過ぎ、週末に発売されたデュエデミー賞の研究があるとは言え一旦落ち着いた現在の通常環境ですが、ここまでの間にでかでかと挟まってきて大会的な視点から見ても環境的な視点から見ても非常に影響力のある、変化の大きい大会だったように思います。

そんなどたばたとした嵐のような最中、自分やミスプラの連中もまた限られた時間のなかでDMをしていたというのが今回のお話です。

大変お待たせしました。GP3rdの調整録です。
またいつもみたく長いんで適当に読んでいって下さい。


●旧殿堂が終わって

前回のGP2ndの様に環境終盤故の環境定義まで話を進めるに当たって、今回のGP3rdの研究をする際はいくつかの障壁を越えなければいけません。
そのうちのひとつが、「殿堂レギュレーションの変更」でした。
言わずもがな、9月の上旬にボアロパゴス、フェアリーギフトが殿堂、次元流の剛力がプレミアム殿堂に指定されています。
ここから、「天敵であるミランダが消えたことによる緑単の大幅弱体化」だとか「フェアリーギフトの殿堂によるデアリバスターの衰退」等、ぱっと考えられることなどいくらでも有るわけですが、いくら論じても、実際に試してみないと分かりません。
新弾のフルスポイラーが出るまてまにはまだ暫く時間がかかるでしょうから、取り敢えず新殿堂での各デッキの、その時点で公表されているミラダンテトゥエルブ、ブラックアウト等のカードを(使えるならば)使ったアップデート作業から始まりました。

その時点での環境デッキは、
・赤黒バスター
・デアリバスター
・(シータt黒)ズンドコバスター
・赤黒デッド
・緑単サソリス
・ドロマーハンデス
・天門
・青白サザン
・ベアフガン
といったところです。

ですがチームの面子で一度全てのデッキをアップデートしてみた感触とては、

・総合力というかデッキパワーの落ちなさ(ブラックアウトによるカウンターギミック)による赤黒デッド、赤黒バスターの上方修正
・ギフトが抜けたことによるデアリバスターの先手依存の顕在化
・赤黒デッドの上方修正によるサザン、ベアフガン、天門の下方修正
・ミランダのプレミアム殿堂による緑単の大幅下方修正
が目立ち、
この中で郡を抜いて強いと感じられたのが、

・デアリバスターという天敵が下方修正された事によって相対的に上方修正された[赤黒バスター]
・ブラックアウトという非常に強力なカウンター手段とそれに噛み合うドキンダムエリアというだめ押しの手段を手に入れて大幅に上方修正された[赤黒デッド]
・吸い込むというハンドキープが可能な序盤に撃ちやすい受けのカードの搭載により上記の二つに大して非常に安定して立ち回る事の出来る上、多様なカードを積みやすいことで対応力に優れた[ズンドコバスター]

この3つでした。
前環境トップメタだったデアリバスターは感触として地に落ち、何らかの新カードが無ければ復帰の目はほぼない情況ですし、大体のtier2デッキが相対的に人権をほぼ剥奪されてしまった様に感じてしまいましたね。

この内の赤黒デッドは個人的にあまり好みで無かったこと()もあり、ミスプラメンバーのさいたまに丸投げしていましたが、取り敢えず新弾でこれ以上まともなカードが出ない可能性もある以上、これらの中から本命を選ければならない可能性もあったので、この3つのデッキをチーム内で延々と弄っていました。

中には赤黒バスターにも赤黒デッドにも粉砕され、果てはズンドコバスターにも大して有利が付かなかったのに諦めずにドロマーを考え続けていた我らが炎上コンテンツさんも居ましたが...

静岡CSが終わってから、9月の始めごろまでの話です。


●第二の壁

ここまでは殆ど既に出ている情報による物なので、暇があるときに考えれば幾らでもリターンが得られるような状況でしたが、ここからは別。

フルスポイラーがどこぞの子供向け雑誌の権力により先伸ばしにされる状況で、おこぼれの様にすこしづつ垂れ流されていく新弾の情報を元にその都度各デッキをアップデートしたり、新しいデッキを組み上げる作業に段階が移行したからです。

ただ、ここで問題が出てきました。


新 弾 が 弱 い 。


ブラックアウトやVV8、ミラダンテトゥエルブ、ワイルドスピード等一部のカードを除けば殆どの公開されているカードは全てコモンやアンコモン。
色々と試さないといけないといけない訳ですが、その殆どがぱっと見でも実際に使ってでもまともに機能するスペックでは無かったのです。

ならばその一部のレアを使ったデッキを組めばいいやんけと真っ先に試したのが、一部で既に試されていたトリーヴァt赤のNEXミラダンテでしたが、結果は期待に添えないもの。
中途半端な速度を求めると安定性が落ちる上キープしないといけないハンドが必要以上に増えるので、簡単にデッドのハンデスやマナロックに屈してしまっていました。

それならばと次に試したのがドラゴズサインを軸にした重青白ミラダンテ。
これも受けるだけならばバスターには悪くなかったのですが、やはりハンデスが厳しく、それ以上にアンフェアデッキ...サソリスループや天門ループの様な雑多なデッキに著しく相性が悪い事がネックになりあえなく没に。

ここまできていよいよ、「やつぱこの内のどれかを本命に絞って調整した方がいいかな」なんて考えていた所に"奴"の情報が来ました。
そう、実際にGP3rdでも暴れまわったレア、スクランブル・チェンジです。


ギフトの殿堂によって、デアリバスターは大幅に弱体化しました。
カードパワーのインフレは、余りにも早いパワーカードのキャストによる簡単なゲームの掌握を可能にします。
それによってここ最近のギフトは、禁止なってもおかしくない立ち位置にありました。それこそマーシャルクロウラーループの様にそれ1枚だけで環境に存在出来ているデッキがあった程に。
なのでギフトが殿堂という情報が来たとき、悲しくはなりましたが同時に妥当であるとも思いました。

とても危険なカードである、と。

それを性懲りもなく復活させるとはとぱっと見た時に思いましたし、事実自分達以外にもそう考えた人は沢山いると思います。

なので取り敢えずとっかかり的にこのカードを使ったデッキをいくつか考えようとしましたが、このカードを使うデッキを考えた時に、ギフトに無くこのカードにある「3コスト」であり「火のドラゴン」しか軽減出来ず「軽減値がギフトと同じ」な為に多色のドラゴンに使っても大したリターンが得られないというのが想像以上に足を引っ張ります。

言わずもがなこれの条件に合うまともなスペックのクリーチャーは限られており、具体的には言うと「6コスト」であり「赤単色」であることが求められるので、事実上選択肢は
・メガマナロックドラゴン
・ボルシャックNEX
の2択しかありません。

この時点で組めるデッキはかなり減ってしまうというものですが、逆に言うと環境で一番簡単にマウントを取れるカードであるメガマナロックドラゴンとシナジーを噛むという事はそれらが登載されるデッキには軒並み相性がいいという事にもなります。


かつてのデアリバスターは、ライフギフトマナロックという最強のムーブの登載により他のデッキとは一線を画した速度と制圧力を手にして環境の頂点に君臨していました。

ならば同じ速度で制圧しにいけるブースト+スクチェンマナロのギミックが弱いわけがありません。が、既存のデアリバスターにこれをそのまま積んだとしても、
・色が揃わず安定して決めづらい
・完全にマナロック専用機であるため、マナロックを引いてないときに完全に腐る
という多きな問題を抱えるはめになりました。

これを解決するためには、
・可能な限りブーストを決めやすくするために2色のデッキ
・マナロック以外のスクチェンの相方を用意する
というハードルを越えなければいけません。

赤緑、多量のドラゴンを積める、マナロックを積めるデッキ...

分かる人は直ぐに分かったかもしれませんね。モルネクです。

モルネクならば地雷殺しと言えるレベルには十分な量のパワーカードを積むことが出来ますし、ダイハードのお陰でカウンター耐性もあって、ある程度変なデッキは勿論バスターをタッチすることで赤黒バスター耐性も上がる。

これ思い付いた後はデアリを他の人に丸投げして速攻でモルネク組み上げてちょっと一人回しして、気づいたらその日の内に京都の店にデッキ握りしめて直行していました。


モルネクなんて無かった。(さいたま作のスクチェンデアリと回してほぼ全敗)


即興で組んだにしてもあまりにもひどい負けっぷりで、もう少し考えていればよかったような気もしますがモルネクはその時点で投げてしまいましたね。

さて、そのモルネクをボコボコに打ち負かしたスクチェンデアリのバスター。

さいたまの構築を叩き台にして組み上げて回してみると、なるほどやっぱりブン回ったときの破壊力は特筆もの。

先手3、4ターン目にSAで飛んでくるマナロックはゲームを終わらせるには十分すぎる威力がありました。

そう、「回れば」。


デアリのスクランブルチェンジはギフトと違って完全にマナロック専用の発射台であり、緑色だったギフトと違ってデッキの潤滑油にはなり得ません。

その緑の枚数故にノーブースト初動4ターン目というのをスクチェンのお陰で無理矢理許容してたこのデッキは、マナロックを引かないときに何も出来ないという一番最初に危惧した事態を越えられませんでした。

それに加えて、一番多きな候補にズンドコバスター、赤黒デッドが有ること。

こちらはマナロックつっぱしか勝ち筋が無いのに対し、相手側は悠々とトリガーで受けてジャスキルで勝負を決めたり、此方がブースト出来ずにもたついてる間にブラックサイコに走られてスクチェンマナロックが揃わず死亡、みたいなシチュエーションが容易に想像できます。

余りにも引きの噛み合いに依存しすぎている故に、GPの様なラインの厳しい長丁場は無理。
これがスクチェン系のバスターに対する自分達の解答だったのです。


さて、であればもうひとつの候補だったボルシャックNEXと合わせるのはどうでしょうか。

これも基本は緑を基盤にしたNEXを元に構築を考えていたため、スクチェンマナロックと同じ壁を越えられないという結論に。

そして例えスクチェンNEXミラダンテを決めれたとしてもズンドコ相手には吸い込むムシャホールから簡単に返されてしまいます。

これはこれで長丁場は無理と判断するのは容易でしたね。


スクチェン系デッキは、フルスポイラーが出てきたらもう一度検討するかもという程度で今は一旦全部お蔵入り、で終わってしまいました。

GPの一週間ほど前の話です。


●第三の壁


フルスポイラーの公開。
GP前の水曜だか木曜の辺りでやっっと、待ちに待った新弾のフルスポイラーが公開されました。
正直この辺り、フルスポイラーの公開直前はDM界隈皆が阿鼻叫喚のような状況を呈していましたが、ここまで酷く色々と噛み合ってないと流石に色々と言いたくなってしまいますよね。

MTGみたくDMもプレリリースでもやれば全部丸く収まるんじゃないのと思ってるんですがどうなんでしょうかね。
4thではこんなことのないように祈りたいものです。

さて、話を戻してプレリリース。

強いカードが、ほぼない。


そう、無かったんです。

はやいうちに公開されていたレア系、あとちらほら見えるスクチェンのような分かりやすい高スペックカード以外にこれでデッキを組める!と思えるようなカードがとてもじゃないけどありませんでした。

これは困った。

本格的に、最初に候補になった赤黒バスター、赤黒デッド、ズンドコバスターのどれかを使うしか無さそうな雰囲気になってきました。

ですがこれはこれで逆に言うならば回りのプレイヤー、チームの使うデッキも予想しやすく、デッキも組みやすくなると言うもの。

ならば、と取り敢えずはこの3つのうちのどれかを候補として回しつつ、思いついたら新デッキも試してみるという流れで回していました。

取り敢えずは、候補となったデッキ3つをアップデートしつつそれぞれの相性差、プレイでのケアが出来るかどうかを試す所から。
環境上優位なデッキをこれ、と判断する以上は無論相手もそれらを使ってくる可能性が高いという事でもありますからね。

ざっくりとした感想としては、
・赤黒デッドと赤黒バスターの対面は赤黒バスターがザークタイザーを握っているかどうかと先手後手が大きいが、サイコデッドへの侵略等当のタイザーをケアする手段もある程度あるため総合的に見てデッド有利。

・赤黒デッドとズンドコバスターの対面は赤黒デッド側のブラックアウトがとにかく重く、又デッドに対して有効なトリガーも非常に少なく受けづらいため赤黒デッド有利。

・赤黒バスターとズンドコバスターの対面は、お互いにゲット、宝箱等の必要な初動を引いている場合に限り先手ゲーになる。
ゲット+スクチェン型なら五分、初動がゲットのみの場合はズンドコバスター有利。

ここまで見てみて顕著なのが、赤黒バスターのゲットへの大きな依存です。
ゲットを引けていないとき又は除去されてしまった時にハンデスによってカウンターが撃てなくなったり速度負けしてしまうことが少なくなく、更に握れるカウンターの数も不安定であるため他の二つと比べると大きく見劣りしてしまっていました。

スクランブルチェンジとの両刀型は、スクランブルチェンジの時に書いた「マナロックしか発射出来るクリーチャーが居ない」問題をまたも越えられず、ゲットを引けなかった時にこれだけ握って4ターン目を迎えるもこれを握るにはカウンターを手放さなければならず、後手orマナロックを引けずに死亡、のようなビジョンが見えてこれも結局噛み合ったときしか強くない、という結論で終わってしまい、ここにきて赤黒バスターは事実上のリタイアに。

そして残った赤黒デッドとズンドコバスター、この対面を今度はひたすらやる訳ですが、前述の通りにこの対面は赤黒デッド有利。
これはもう赤黒デッドで決まりか、と思った所で、某炎上コンテンツさんが気付きてくれました。


「この新弾のブルトラプスってカードドラゴンやん。バスターに積めるくね。」


そもそもこの対面で赤黒デッド有利であった大きな理由の一つに受けとして採用されていたクロックがとても弱い、というのがありました。
それは仮に1パン目、2パン目なんかに踏むと逆転に足るだけの盤面、ハンドを確保出来ず、結果何も出来ないか相手のハンドのブラックアウトを恨みながら特攻せざるを得なくなって結果、負けてしまう。そんな盤面が頻発したからです。
クロックでないといけない程場面を展開するデッキがあるわけでも無いのに。
ならば一旦クロックを全部抜いてしまってはどうか。
そう考えていた矢先に雷鳴神がブルトラプスの存在に気付いてくれたのです。

元々ズンドコバスターはその緑の枚数故に基本的な動きを3t宝箱orライフからスタートするデッキであったほど緑が不足していたので、緑単色のカードは全く腐りません。
(同じ緑のカードと言うスロットに、ズンドコとかいう何も仕事をしないゴミカードがあったというのも大きいかもしれませんが。)
そして不足した青のカードのスロットも、同じく受けとして優秀な除去である新弾のカード、ゴーストパイレーツを見つけてきて、毎度お馴染みHARUがその原形を作り上げて来ました。

今で言う白抜きの4cバスター。
ミスプラバスターです。


●ガストは神、そして平城


ミスプラのメンバーがミスプラバスター!!!!って堂々と宣ってるとなんだこの痛い奴は、という目で見られそうな気がしますが、今回はこれで押し通す事にします()

HARUがミスプラバスターの原形を完成させたのが新弾発売前の木曜か金曜辺り。

GPはその次の月曜日とまだ時間が有るように見えますが、その実関西ではその前の土曜、新弾の発売日に平城CSと此花CS、その次の日にラックスCSと、GP前の前哨戦とばかりに地獄の一丁目的なCS2連戦が待ち構えていたのです。

取り敢えずは土曜の平城CSに行くメンバー全員でこのミスプラバスターをシェアして周りのデッキを見つつ自分達のデッキを試してみよう、という話をしていたので、回す時間がないと宣うどこぞの畜生を尻目に延々一人で調整していました。

その結果、質の高まったトリガーから場面を返した先にブラックアウトを立てられて死亡、という負け筋をケアしつつ一定数いるであろうミラダンテに対する切り札として宝箱で持ってこれるようにエンターテイナーを採用。
又、3-5で動くことが多かった都合上思っていたよりも運用が難しかった当初積んでいたギフトの代わりに緑枠として次元の霊峰を採用しています。

こういう当日の朝まで調整が間に合わない場合を考えたらCS会場の近くにある朝っぱらからやってるファミレスって本当便利なもんだなと心の底から思いながら、一人で会場から徒歩2分くらいのガストに開店凸して会場時間まで延々パチパチやってました。
ガストは神。

あとは他のミスプラの面子と合流して保留にしてたラフルルの是非とか最後の次元の霊峰の枠の検討とか9割方当たらないであろう同型のミラーマッチとかやってたら時間になってたんで出撃。
いざ初陣!


9月17日 平城CS

R1 VS緑単サソリス ×

R2 VSズンドコグレンジュウ ○

R3 VS赤黒レッドゾーン ×


敗北!!!!!!!!!!!

R1はガン事故、R3では小学生並のプレイで敗北と(涙が)出、出ますよとしか言えない負け方でしたがこの日シェアした残りの3人は全員予選上がり。

1位2位top8、56位のデジャヴが猛烈に来ましたが、そこまで極端な事にはならずに一人が32負け一人が16負け、一人が8負けとかいう無難無難of無難な結果で終了。

天門は居ない!という読みでラフルルを抜いた途端にHARUが天門に当たったらしく、色んなデッキの受けをエンテイと合わせてほぼ無力化出来るという事で悩んでいた次元の霊峰だった枠をラフルルに変更。この時点でようやく最後GPで使った型とほぼ同じものになりました。
今度はサブイベントとして併催されている此花CSに参加です。


9月17日 此花CS

R1 VS赤黒バスター ○

R2 VS天門     ○

R3 VSミスプラバスター(HARU) ×

なんでミラーマッチ当たるねん!等と突っ込みながらも2-1で予選突破。

決勝R1 VSデアリバスター ○

決勝R2 VSミスプラバスター × (ふうきさん)

こっちは正真正銘「なんでミラーマッチ当たるねん!!!!!!」
でしたが、実はHARUがGP来ないならとこっそりふうきさんに構築教えていたというオチ。
先出しマナロックはクソ(至言)

ですがこの此花CSでもHARUがtop4、ふうきさんが準優勝と、デッキが強いと言うことはちゃんと確認出来たのでまあまずまずの結果で。

取り敢えずは一安心といった所でこの日は普通に帰りました。


●ラックスCS、あとぱいぱいすいすい


さて、ガストは神という結論で終わった平城CSの次はラックスCS、な訳ですがその前にやっておかなくてはならない事があります。

平城CSで確認した新弾デッキの精査です。
確認したデッキのなかに、GP本番に相手に使われる可能性があるほどポテンシャルがあるデッキないしそれこそもう対策なんか立ててないで自分達で握った方が得策なデッキがあったとしたならば、それらに対しての対抗手段、選択肢は考えておかねばなりません。
が、幸か不幸か、皆これと言うデッキを見つけられて居なかったのかそもそも考える気が無かったのかは知りませんが、そういう目新しいデッキは殆ど有りませんでした。

唯一あったのは、この日平城で4位にまでなったシリンダ軸の青白ミラダンテ。

今となっては比較的ポピュラーな、ジェイスとシリンダをアドバンテージ獲得手段に据えてバイケンと各種受けのトリガーで受けきりながらミラダンテトゥエルブで反撃を許さず殴りきる、というデッキはシャイニーホールドラヴィタというミラクルストップに頼らずに済むハーフロックギミックも相まって非常に目新しく、環境的に優位な立ち居ちにいると感じました。

が、このデッキ、今と変わらず能動的に動く手段に欠けており、そして致命的にエンタータイナーがぶっ刺さっており、そりゃもうキャストしたらやりたい放題よ、というレベルのものでもありました。
なのでこのデッキに関しては、ムシャホールを使って盤面を潰しつつ、エンテイで能動的に動かさせないのを意識しながら殴りきる(ラフルルも添えられるなら添える方向で)プレイで勝率は取れるという結論に達して取り敢えずは終了。

さて、あとは...

ラックスで使うデッキ探しです。


あれ?ミスプラバスター使えばええやん、と考えた人も居るかもしれないですが。

平城CSでミスプラバスターが充分戦えうる事は確認出来ましたし、ラックスCSはGPの前日、しかも開催地も殆ど変わらない。
何時もよりも人が多く来るCSなのは間違い有りませんでしたし、隠しておきたい以上はラックスでこれを使う意味が何処にも無かったのです。

なので適当にブースト出来りゃバスターに勝てるやろ位の考えでイメンでも使おうかと考える訳ですがそこは腐ってもCS。
後手取られたらー、とかブースト引けなかったらー、とか、考えれば考えるほど無理な気がしてきますし、無理と分かってるデッキをわざわざはるか遠くの神戸までCSに握りに行く程お金に余裕があるわけではありません。

そんなわけでうんうん唸っていると、

H〇RUおじさん「ラックス使うデッキねえ、ミスプラバスター握りたい、それか家で寝る」

まあ、予想通りというかなんというか。


こう言うとき迷わずに赤黒デッドを握る!!!と言えるさいたま程に使い慣れたデッキが有るわけでもないのでさいたまが相当羨ましい所ですが、そう言ってばかりも居られません。

(正直他のデッキで勝てる気しないので自分も使いたいなどという本音を隠しつつ)説得しようと試みましたが、結局奴の駄々こねに敗北。

ラックスもミスプラバスターを使うことにしました。


さてここで。
このミスプラバスターの構築をこの時点で知っている人が、ミスプラの面子以外にも3人いました。
一人は先程自分をぼこぼこにしてきたふうきさん。

そしてもう二人が、関東のプレイヤーの末永、そしてりゅーくんでした。

この二人には結構前から「GP構築お前ので行くから構築頼んだ!」と言われてたので他に候補もなくシカタネェナ的なアレで構築を渡していたのですが、この二人がしきりに言っていた事がありました。


「解体ジェニーが欲しい。」


このデッキが色んなデッキとスパーリングしているとき、いや厳密に言うと負ける時。

例えば赤黒デッド相手ならば、ブラックアウトとドキンダムエリアの両方ガン投された型の場合、一旦サイコデッドで殴りに行った後にドキンダムエリアを張ることで、エンタータイナーをケアしながら次のターンの禁断解放で殴りきられる、等のような負け筋が。

例えば赤黒バスターなら、後手を取って相手のゲットに間に合わなかった時やマナに早い段階からスクチェンが見えてて先手4ターン目に十中八九スクチェンマナロックされそうな盤面が。

そうでなくてもミラダンテ等の地雷等にシリンダやミラダンテを抱えられて死んだりパゴスを設置されてハンドをもがないとリソース差で負けてしまいそうな時など。

あるだけで本来引いてしまうはずの裏目をケア出来たり、プレイをグッと楽にさせる事が出来るカードとして、解体ジェニーは非常に有用です。

それが対赤黒デッド等のように明確に勝ちプランに絡んでくるのであれば尚更。


ですがこのデッキ、積むとしたら2からなその解体を積めるような枠を捻出出来るほどスペースに余裕のあるデッキではありませんし、それ以上に試す時間も体力もない(徹夜だったんで)。

なので取り敢えずは保留にしといて、CS終った後とかに試す事にしてその日はさっさと寝てしまいました。


そして次の日。

この日自分の家に泊まりに来ていたみねるばを速攻で叩き起こしてラックスCSに突撃。

Googleマップ先生の調子が悪かったのかクソ大雨のなか気持ち遠回りして、なんとか早めの時間にCSの会場に到着出来ました。


9月18日 ラックス橿原CSin三宮


R1 VSデアリリンネバスター ○

R2 VS黒単ヘルボロフ ○

R3 VS赤白NEX ○

R4 VS赤黒デッド ○


赤白NEXとかいう未確認デッキにはえーってなるもきっちり4-0で予選突破。


決勝R1 VSイメン ○

決勝R2 VS3軸ベアフガン ○

決勝R3 VS赤黒デッド ○

決勝R4 VS赤白NEX ×


決勝4没、top8で終了。

最後の相手の方は予選3Rで当たった方。
先手ムシャリュウセイでコッコ焼いてドヤって勝ったら今度は事故ハンにスクチェンマナロック飛ばされてボコボコにされました..

これで昨日みたく大負けしていたらかなり凹んでいたんでしょうが、そこそこ勝てて一応一安心。
この日ミスプラバスターを使った自分とHARU、それぞれtop8とtop16だったので昨日と同じく無難無難of無難な結果になりましたし。

そっからはGPが明日同じ三宮であるというのに京都に逆戻りしてのもれの家に泊まってラックスと同じ日にあった別のCSで見事に0-3してきた不甲斐ない某ウンニャラ鳴神さんにプレイングを叩き込んだり、解体の枠を必死に探したけどリバイヴの1枠しか見つからず、俺を信じろと言われたので信じて解体積むのやめたり(実際この頃は赤黒デッドのブラックアウトとドキンダムエリア両刀ガン型はそんなに多くなかったので割り切る方向に。)、のもれの組んできた青白VV8がクソ強くて普通に負け越したり、雷鳴神が何時ものように炎上コンテンツだったり、HARUがぱいぱいすいすいだったりで終了。

新デッキの精査も、赤白ミラダンテは青白と違ってエンテイが処理されてしまう可能性のある代わりにラフルルの通りが非常によいと感じたので、後手の場合はムシャホールを警戒することに重点を置く、という確認をして終わり。


あと一回寝れば、もうGPです。


なんか前よりもかなりやるべき事が多かった割りに大分余裕を持ってデッキを完成させられたような気がします。


振り返ってみると案外そんな沢山デッキ考えてきた訳じゃなくて詰めが甘いような気がしますが....まあ勝てれば誤差という事で。


そんでもって果たして勝てるのか。は、また次の機会にさせていただきます。次回、本選と反省会に続きます。



『9月19日 DMGP3rd ミスプラバスター』


4 x 蒼き団長 ドギラゴン剣
4 x フェアリー・ライフ
4 x 神秘の宝箱
4 x ドンドン吸い込むナウ
4 x 葉嵐類 ブルトラプス
4 x 超次元ムシャ・ホール
4 x メガ・マナロック・ドラゴン
3 x 絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート
3 x 勝利のアパッチ・ウララー
2 x ゴースト・パイレーツ
1 x 霞み妖精ジャスミン
1 x 音精 ラフルル
1 x ウソと盗みのエンターテイナー
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX

1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 紅蓮の怒 鬼流院 刃/バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ
1 x アクア・アタック〈BAGOOON・パンツァー〉/弩級合身!ジェット・カスケード・アタック
1 x 時空の指令 コンボイ・トレーラー/司令官の覚醒者 コンボイ
1 x レッド・ABYTHEN・カイザー/シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン
1 x ガイアール・カイザー/激竜王ガイアール・オウドラゴン


タイトルの元ネタ分かった人は多分自分と趣味合うと思います...!
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