毎週CS:電車止まったし海いくわ

環境デッキと言うものは、基本的に環境が進めば進むほど収束するものです。
ある程度環境に存在するデッキが出揃い、その幾つかのデッキによる壮絶なtier1をかけた生き残りレースが始まります。
メタりメタられ、新たなテクニックを生み出しそれにまた淘汰し淘汰され。
そして生き残った1つないし2、3のデッキが環境のtier1としてトップメタとして君臨し時代に名を残す事になるわけです。

その最後の方、tier1が分かりやすい状態になっているならば理詰めにせよメタる側に回るにせよデッキの選択というものが随分楽になるものですが、じゃあ逆に環境初期はどうなのか。
新しくデッキを組めるほど天才的なひらめきがあったらいいですが、そうでない凡人は往々に頭を悩ます羽目になるわけです。

それは自分達も例外ではなかったようでして...


●環境初期であり環境初期にあらず

環境初期という言い方に何を言ってるんだ池沼かお前はというリアクションを返した人は、割りと正解です。
なんせカードプールという観点で言えば、クロニクルデッキこそ発売されたものの、環境に影響を与えるカードプール自体は少し前に発売されたドゴラゴン剣こそ出たとはいえ次は9月中頃まで変わらず、まだ時間がありますから。

ただそれは、カードプールという観点のみから環境を見たときの話。

前のCSから関西では2週間もCSがご無沙汰だったという事情の裏には、環境の研究と理解の進歩というとても大きい相違点が横たわっていたのです。

関西でこそCSはありませんでしたが東北や関東では相も変わらずCSは催され続け、2週間前のトップメタであった赤黒バスターに対する回答もそれらの結果を参考に随分と広まってきていました。

カードプールが増えなくても、増えていく一方の情報。

こうなった時、とても重要なファクターとなるのが情報格差なのはお決まりだと思いますが、それも常にプラスに働くとは限りません。

例えば環境のトップメタAに勝てる新しいリストBが存在したとして仮にそれを知っていたとしても、Aと同時期に存在していてAには勝てないけれどBには勝てるリストCが存在して旧環境でAとBの分布がほぼほぼ拮抗している場合、それは大きな裏目を引く可能性が有ります。
勿論知っておくに越したことは無いのですが、それらは只の知識であって、只の選択肢です。

周りがどの程度その新しいリスト、環境を把握していて、それらを意識してきているかによってそれらが正解であるかどうかは変わります。
それそのものが答えであるなんてことはあり得ないのです。

いつか話した「周りの環境理解度の把握が出来ているか否か」という話ですね。

その環境理解度の把握を周りがどれくらいこなせているかで、前の反省などどこ吹く風の如く頭を悩ませていました。

その悩みの種となったリストBが、
解体人形ジェニーを搭載したデアリバスターでした。


この頃のデアリバスターは、解体人形が搭載されていない愚直なマナロック、超次元を軸とした赤緑ビートダウン寄りのバスターで、受けが薄く赤黒バスター側の受けをかわす方法もほぼ無かったために基本的にはデアリバスターは赤黒バスターには勝てない、というのが共通認識でした。

ですがそこに解体ジェニーが搭載された事で状況は一変。
今までのデアリバスターよりも1ターン早く能動的に動ける札が増えることで相手の初動を咎めやすくなり、赤黒の初動やバスターコンボのパーツを封殺、カウンターカードを抜いて安全なフィニッシュを決める、それ以外の相手にもその速度でマウントを取りやすくなった上、トップで強いカードの枚数も増える。
それまでの定説と違って、赤黒バスターとデアリバスターの相性は完全に逆転してしまいました。

ですがこの赤黒バスター、その頃まだ地雷寄りのデッキとして生き残っていた赤黒デッドや青白サザンといったデッキに大して赤黒バスターと比べて壊滅的に相性が悪い(研究が進んだ今となってはそうでもないのですが、この頃はかなり厳しい相手でした)。
この赤黒バスターとデアリバスター、そしてその他のメタデッキ。
これらにどのような割合で当たるかが、どれも一長一短でこの時全くわからなかったのです。

一応、自分自身は「赤黒バスターがデアリに勝てなくなったとは言え関西はどこもかしこも赤黒バスターの巣窟、とれくらい居るか分からないデアリバスターを意識するより一定数いると分かっている赤黒バスターに勝てるデッキを握る方が合理的」としてデアリバスターを選択するのはほぼ決まっていたのですが、そこから先、チームメイトのデッキが全く決まらず何時もと逆のパターン。

チームメイトのオルニチンが天門を凄く握りたそうにずっと調整していましたが、ヤドックが入ったお陰でサソリスの天門相手の相性が完全に逆転してしまった今幾らなんでもこの環境で天門はきついと言うのはわかっていたので流石に止めて。

もう一人のチームメイトのさいたまはさいたまで「バスターに有利なデッキを使いたいけど赤黒デッドが微妙と分かったので何を握ればいいのか今一迷走気味」という状況。

CS前の日曜の時点でこうだったのですからどれくらい握るデッキが見つからず悶々としていたのか分かると思います。


そんなこんなで使うデッキの見つからないままCSの二日前になってしまっていました。 

ですが突破口というのは案外思い付く時はあっさり思い付くものです。 
先手なら無双、後手でもサンナップを絡めるパターンで殴りに行ける上に受ける事も構築次第で可能。
バスター相手に速度勝負するのには熊が一番よいというのにこのタイミングでようやっと気付きました。
他のデッキ相手はどちらかというとリスクの方が勝ってしまうデッキではありますが、そこはチーム戦というルールがカバーしてくれます。

と言うわけでリストが無い無い言っていたオルニチンのデッキは確定。

あとはさいたまのデッキですが、2t目にバイク飛ばせば相手に妨害を挟ませずにトリガー勝負に持ち込めるしチーム戦ならアリなのでは、と言いながら赤白バイクを調整する方向でなんとか当日の朝には纏まりました。(ヘブンズフォースは抜けていきましたが。)


8月11日第2回住道CC(チームB)


R1 VS赤黒バスター ○ チーム○○×

R2 VSオプティマスループ ○ チーム×○○

R3 VSベアフガン ○ チーム×○×

R4 VSデアリバスター × チーム○×○

個人3-1 チーム3-1で予選突破。

決勝R1 VS赤黒デッド × チーム××○

盾から引いたバスターとムシャをトップ多色で見事に撃てずに爆死してtop16で沈没していきました。いと悲し。


後から考えたらさいたまくんの構築はどう考えてもヘブンズフォースを抜いた時点で赤黒バイクでええやんとか実は決勝R1初手からのマナ置きミスってたんじゃないのとか反省点がいろいろありましたが、オルニチンに使ってもらったベアフガンはかなりメタに合っていてドンピシャだったと言うことに気付けたのは収穫でした。


そしてその二日後にある2日間のおやつCS。

1日目の個人戦は、住道でメタ的にドンピシャであると確信したので悩むことなくベアフガンを選択しました。


8月13日 おやつCS2016summer中部個人

R1 VS赤黒バスター × 

R2 VS赤黒バスター ○

R3 VS5cドラゴン ○

R4 VS緑単サソリス ×

R5 VS黒単ヘルボロフ ○

合計3-2で予選落ち。

R1で好相性ゴチソウサマーーッスwwwwとか思ってほくそ笑んでたら爆事故を起こして死亡した時点で察するものが有りましたね()

そこ以外は勝てる相手に勝って負ける相手に負け、ついでに構築の改善点も見つかって何も得ずに負け、だけは回避し。

次の日はおやつ中部チームです。


●チーム、デッキの穴埋め

いつかの時に"チーム戦はチームのデッキの采配がとても大事"なんて事を書いたような気がしますが、自分が常に決めている事があります。

それはその采配を必ず「トップメタのデッキA+ある程度ピーキーでもトップメタに勝てるデッキB+その他C」にする、という事です。
そうすることで、CSによくあるトップメタ3面、のようなチームに自動的に有利がつきますし、相当運が悪くなければ当たりで不利×3を踏むことが難しい(デッキBをピーキーな、がん回りで無双出来るタイプのデッキにしておけばよりそれは顕著になります。)と思うからです。
これに比べると自分の中ではトップメタ3面を並べたチームはどうしても見劣りしてしまいます。

前の住道CCの時のデアリバスター、ベアフガン、赤白バイクは正にこのデッキABCをそれぞれ踏襲していますしね。

そしてこのおやつ中部。
コンバットをメインウェポンにするデッキが得意であり、安定して勝ってくれるのが分かっている末永が「俺殴るデッキが使うわ」と。
なるほど。なら取り敢えず末永には環境に非常にマッチしている熊を使わせよう。Bは埋まった。
そして今回初めてチームを組むmaruga君が「緑単か天門があるんですけどどっちがいいですか」と。
なるほど。両方トップメタに致命的に勝てない以上あんまり握って欲しくないのが本音ではあるけれど、何にも勝てないと分かっている天門ならともかく緑単なら一応一般的に「バスターに強いデッキ」は全て狩り殺す事は出来るし、デッキCとしての活躍は十分見込めるだろう。Cも埋まった。

ならば必然的に、自分はデッキA、この流れなら住道と同じくデアリバスター。
これで決まった。
何時もの流れと違ってとてもあっさりデッキが決まってしまいましたが。

本当は自分が優柔不断で他のメンバーがデッキをほぼ決めきるまで自分のデッキを確定させれなかったり末永がCS前日に「電車止まったわ!!!!!」なんて言いながらこっちがクソヒヤヒヤしてるなか海に行ってたりmarugaくんが突然「実はデアリバスターあるんですよ」とか言ってきてうおおおおおおおおおおおってなったりもうちょっと紆余曲折あったような気がしますけど()

環境に目を向けるにしても、実際のところそんなに大きく住道の時と大きく変わった所はなく、精々相性の逆転した赤黒バスターが、デアリバスターに対抗してバトリベンジを積み始めた程度といった所で、構築の細かいところは前日夜に会場入りしていたちゃうと相談こそしたもののどちらかというと末永の熊に積むトリガーをチャケの応援にするよう必死に説得してた時間の方が長かったというレベルで終了。(結局ドングリ軍団使われましたけど。)

そんなこんなで本番を迎えました。


8月14日 おやつCS2016summer中部(チームB)

R1 VS赤黒GGG ○ チーム×○○

R2 VSドロマーハンデス ○ チーム○○○

R3 VSデアリバスター ○ チーム×○○

R4 VS赤黒バスター ○ チーム○○×

R5 VSデアリバスター ○ チーム○○○

決勝R1 VSバイク ○ チーム○○×

決勝R2 VS緑単 ○ チーム○○○

決勝R3 VSドロマー天門 ○ チーム○○○

決勝 VS赤黒バスター ○ チーム○○○

marugaくんが(自分の中で)無理だと思ってたバスター相手にきっちり勝ってくれたり、予選R3時点で1-2でこれ戦犯確定ルートだのなんだのと嘆いていた末永がその後全勝してくれたこともあって、チーム全勝、個人勝敗も9-0という脳汁スコアで優勝出来ました。

最後の方は熊を使っていた末永に対して相手のバスターが轢かれまくっていたので、狙いが上手くハマってくれてしましたね。


そしておやつ優勝という事は....
もうちょっとだけつづくんじゃとばかりに滑り込んできた延長戦。


おやつCSsummer2016Final です。


●個人対、個人

DMで言うと一昔前の公式の決勝大会、MTGで言うと世界選手権。
このおやつFinalはそれと似たような大会ですし、それと同じくデッキを握る時の大きな指標が存在します。

それは言わずもがな、誰が出てくるか事前に分かっている為、どんなデッキと当たりやすいかが事前に予測しやすい事です。

いろいろな意味で個人と個人のぶつかり合いであるが故に、それに合わせたメタゲームの考え方が出来ます。

折角CS側が交通費まで出しているのてすから、finalも一日かけてスイスラウンドでやってくれたりしないかなーと思ったりもしますけどね。こういう大会って、なかなか出来ないじゃないですか。


そして予想に話を移すと、関西代表のいつきさん、さいたま、トギーくんはみんな京都の身内ですし、いつきさんはこういう場ではオプティマスループを握りたがるでしょうしオプティマスループ、さいたまは勝ちにいく赤黒バスターかいつきさんと同じ理由で握るなら赤黒デッドゾーン、トギーくんは若干読めない所が有りますが勝ちにいくなら赤黒バスター、それかオプティマスループの可能性が高いと予想。
関東代表のフェアリー達HD組はなんか大きい大会だといっつもデアリバスターか天門を使っているイメージたったので3人は少なくともデアリバスターか天門がいると予想。
前日の個人を優勝したヨウノくんは若干読めませんが前日優勝したデアリバスターかいつかの宇都宮で使っていた上に「バスターに強いデッキには強い」ポジションによってメタを読んで緑単サソリスを使ってくる可能性が高く、
今回チームを組んだmaruga君は十中八九今回候補だった天門かデアリバスター、そして緑単サソリスの3択でしょうし、
末永に至っては「今回俺は楽しみに来た」だのと宣いながら黒緑速攻を使う宣言をしているのでそれが覆る事は無いでしょう。

東北代表の方と前年度優勝の方とは面識が無かったのでちょっと予測がつきませんでしたが、これだけの予想を立てた上で、今自分が持ってるデッキでこれら全てにまともに勝負出来るデッキと言ったら....

まあ、一つしか無いですよね。今日もお世話になりましたし。


8月14日 おやつCSsummer2016Final

R1 VSオプティマスループ ○

R2 VS赤緑モルト ○

R3 VSデアリバスター ×

3決 VS白単天門 ○

チームから数えて11連勝をミラーのじゃんけん負け敗北で途切れさせて、3位で終了。

これらの予想以外のデッキと当たったとき、チームの時と違って確実に全ての人がデアリバスターを見た構築をしていると予想したのでチームの時に3だった解体を4にして参加しましたが、R1や3決等、ちゃんと通りのいいデッキに当たってくれたので結果まずまずといった所。


あとはまあ、貰うもの貰って知り合いと焼き肉行って帰りました。(25のダイハードで焼き肉、ではないです。)


ここまで長く続いた嵐もやっとこさ明けて、優勝というおめでたな形で終わる事が出来たおやつ中部でしたが、一息つく間もなく夏休み真っ盛りのCS行はまだまだ続きます。


次のCSは毎度お馴染み高槻CS。

今度こそtop8の壁、破ってやりたい所ですが....


8月14日 おやつCS2016SUMMER3人チーム デアリバスター

4 x フェアリー・ギフト
4 x 絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート
4 x 勝利のアパッチ・ウララー
3 x 解体人形ジェニー
3 x メガ・マナロック・ドラゴン
3 x 超次元ムシャ・ホール
1 x 光牙忍ハヤブサマル
1 x ディメンジョン・ゲート
1 x 五郎丸コミュニケーション
4 x フェアリー・ライフ
4 x 霞み妖精ジャスミン
4 x 蒼き団長 ドギラゴン剣
2 x 超次元リバイヴ・ホール
1 x 龍覇 グレンモルト
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX

1 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ
1 x ガイアール・カイザー/激竜王ガイアール・オウドラゴン
1 x 時空の指令 コンボイ・トレーラー/司令官の覚醒者 コンボイ
1 x アクア・アタック〈BAGOOON・パンツァー〉/弩級合身!ジェット・カスケード・アタック
1 x 紅蓮の怒 鬼流院 刃/バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ


最早記事が遅れるのも伝統芸能と化してきましたね....
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