毎週CS:岡山の県北にある川の土手の下で

その昔、ごしょらんというデッキを使ったことがありました。

プリズムブレインやバイスホール等、中盤域のアドバンテージ合戦に強くなるようなカードを普通の五色コンよりも多目に採用し、焦土やロストソウル等で疲弊した相手にラストバイオレンスを叩きつけて勝つ。

黒緑次元がトップメタ、その下に刃鬼、ラムダ、ドロマーハンデスといたような大昔の環境の話ですが、気紛れでvault大会で使って勝てたときの気持ちよさといったらありませんでした。

それよりももっと昔にもかの極悪デッキ、ミステリーキューブの前身である獰猛コントロールなんかをずっと使っていたこともありましたし、世の初心者DMPがほぼ必ず通る道である五色コントロールを自分も少なからず使ってきた訳です。

vaultなんかで使われると少なからずバッシングを受けるアーキタイプなのは間違いないんですけどね。

今回のCSでも「あぁーー意味不明な五色に負けたーー」って悪態を突かれると思うと相手の予想を越えられて嬉しいような、でも悪口言われて気分悪くなるような、なんか不思議な気持ちになるんだろうなー、とか考えながら行きの電車に揺られていました。


と言うわけで毎週CS、今回は新倉敷CSのお話しです。

●思考とごろ寝

コンセプト自体はかなり早い段階、前の江坂CS後の火曜日や水曜日あたりには思い付いていました。
アクションはとても強いはずの五色ジャックポットエントリーが勝てない理由、それはエントリーからニコルボーラスを立てた所でそのあとのフィニッシュまで物凄くモタモタするから。
ならばエントリーから出してもSAになるバスターを叩きつけて革命チェンジ、プチョヘンザで蓋をするか、バスターに革命チェンジしてそのまま止めを刺すかのどちらか、これで一気に決着を付ける事が出来る。
後続や革命チェンジを能動的にを持って来れる上に色が非常に強いガールズジャーニーでトップ勝負をそもそもさせない、というのも受けにデッドブラッキオを採用している以上とても強力でした。


ただしそれはフェアデッキには非常に強い反面、妨害手段が乏しいせいでアンフェアデッキにとても弱く、まだまだGPが終わったばかりでその影響からか色々なデッキが群雄割拠の如くひしめき合っている以上、勝てる相手には勝てるが勝てない相手には全然勝てないこのコンセプトを採用するのは非常にリスキーな事であると思われたのです。


ですがそれを、ドキラゴンバスター。このカードが全て変えてしまいました。

形こそ多少違えど、5マナのホールからの勝利ガイアール革命チェンジバスター、アパッチウララー超次元2打点でのジャスキルという動きが、環境の一大勢力として君臨したのです。

このデッキはこのデッキで妨害手段に乏しく、ムシャ、リバイヴ、イーヴィルヒート、デスゲ等突破手段が豊富な反面、必要に応じた回答を引けなければ相手のメタクリーチャーにコロッと殺されてしまうといった脆さを抱えていましたが、この環境の時点でそれを突破出来るデッキは、メタ上には天門くらいしか上がってきていませんでした。

そんな愚直なフェアデッキばかりが環境にいると言うのなら。
そうやって、エントリーバスターをCSで使う事に現実味が帯びていきました。

そんなことを考えながら身内の家で丸一日ごろ寝しながらデュエ祭も蹴ってだらだらしていました。


●5色のジレンマ
5色コントロールというデッキは、往々にして色に悩まされます。
折角全ての色が使えるのだから、カードパワーが高いカードをふんだんに使用して戦線を維持出来るようにしたい。
でも単純に強いカードばかりを集めたら色のバランスが崩壊するのが目に見えて明らかですよね?
なので色の折り合いのつくようにまたカードの取捨選択を迫られるのですが、この過程で採りたいカードパワーが高いカードがかなり削られてしまいます。
こうして結局カードパワーが低い中身の薄いスッカスカなデッキになるのが色バランスのジレンマ。

そしてもう1つ。
5色、というより3色以上のデッキを運用するには、それ相応の多色カードを使って色バランスの近郊を図らないといけませんが、それによってテンポを自分から崩してしまったり、色が足りなくて多色のカードが運用出来なかったり。
往々にして多色カードの方がカードパワーが高いものですが、それによってデッキ本来の円滑な動きが出来なくなってしまい、結果負けてしまう。
色を揃えられて高いカードパワーを持つカードをとれたとしても、デッキが動いてくれなければそれらに意味はありません。
こうした多色枚数の過剰、又は不足によるデッキの崩壊が多色のジレンマ、です。

これは多色のデッキを組むときは必ずぶち当たる壁であり、これをクリア出来るか、ちゃんと妥協点を見つけられるかどうかでデッキのクオリティは大きく変わってきます。
vaultなどでよく見る皆に嫌われる"クソ5c"のようなデッキはそれらがクリア出来て居ないからこそスパーリングにならず、嫌われる訳ですね。

さて、自分も勿論それらのジレンマにぶち当たる訳ですが、それによる妥協点を探した結果の影響は構築の中にはっきりと表れてしまっています。 
白黒の不足によるレティーシャの採用。
3程度あれば十分回せるのにも関わらず4投されているガールズジャーニー。
そして全体的に見て少ないドラゴンの総数、なんかです。
勿論それぞれレティーシャはボーラスを投げたあとに打点を形成したり、ジャーニー4は消耗戦に強く、ドラゴン少なめな構成は受けを重視した結果と、別にちゃんとした理由はありますが、それでも色バランスによる若干の構築の歪みは否めませんでした。

●そして冒頭へ
そんなこんなで電車に始発で乗り込み、電車のなかで朝早すぎて車両に自分一人しか居ないのをいいことにちょっとだけ一人回しして、電車に人が乗ってきたので撤退して冒頭のごとくボケーーーーっと電車に揺られていました。

始発やら朝早くに自宅からCSに向かうこの感じ、殆ど一ヶ月以上ぶりで凄懐かしい感じになってしまってましたが、2~3回の乗り換えを挟んで鈍行で約5時間。岡山の新倉敷にたどり着いてさあCS本番、と思ったのですが...

何やら不穏な空気はしてましたが、自分はキャンセル待ち。
運営がキャンセル待ちの集まる集団に対して"今回キャン待ちは、エントリー順に5人しか参加出来ないよ"なんて言うではないですか。
自分はキャンセル待ちの8人目。自分より早くエントリーしてる人の中で3人諦めていてくれないと死亡してしまいます。
そんなやりたくもないサバイバルの結果、
ギリギリ5番目に呼ばれました。

やっと取り敢えず一息付けると思ったらテーブル拡張でさらにあと12人参加出来ます、とか言われて肩透かし食らったり。

初っぱなから大嵐でしたがここからが本番です。

6月12日 第6回新倉敷CS

R1 VS赤黒バスター ○

プチョ立てて3パンした返しにガンヴィで処理されて更にバスター飛ばされたからこれをデッドブラッキオで止めて、返しに割りと何捲れても嬉しかったのでホーブラ撃ったらガラムタ捲れてトリガーケアして勝ち。

R2 VSベアフガン ×

先 手 3 キ ル 。

R3 VS青白天門 ×

先手ライトメモリーメモリー天門ループに対して妨害する手段何もなくて負け。

R4 VSプチョヘンザ入りアナデッド ○

ミラクルエントリーボーラスホーブラジャーニーでアド差広げてムシャホールバスターでワンキルしに行ったらブサで止められて返されかけるも、トップボーラスで勝ち。

R5 VSイメン ○

事故相手にボーラス叩きつけてマウントとってデッキ調整して覇投げて勝ち。


3-2でオポ次第でしたがオポも弱くて予選落ち。
相性良いのに勝って悪いのに負けて。という分かりやすい勝敗でした。

後は毎度恒例その場でメシ食って帰宅ルート...を取ろうと思ったのですが、この日はバイトの給料日前。
何も入ってなさすぎて逆に悲鳴を上げている財布を片手に泣く泣くメシ抜きで帰りました。


●そしていつもの

いくらオリジナルデッキだからって、負けたら意味ないんだよ!!!!!

片道5時間かけて予選落ちしにいくとは...
これはこれでリスクとリターンが圧倒的に見合っていませんが、例のごとく自分のデッキで出られたためそんな言うほど後悔はしていませんでした。
適当気味に握ったデッキで勝てるのに真面目に作ったデッキで負けるというのはなかなか理不尽な物を感じてしまいますが、別に真面目にやったからと言って勝てる保障があるというわけでも無いのがデュエルマスターズ。
プチョヘンザは本当に2枚でよかったか。
エントリーは本当に3枚で良かったか。
ガールズジャーニーが本当に正解だったのか。
ドラゴンの枚数はこれでよかったのか。
ノウハウが確立されている訳でもないこの環境、このエントリーバスターはまだまだ検討の余地が多く、本当にこの構築が正解だったかはかなり怪しいです。

ですが5cというデッキは昔からそういうもの。
扉やミステリーキューブがトップメタだった時期だって、「プレイングは非常に簡単だが、構築がその分非常に難しい」と散々言われていたではないですか。

最終的に扉やミステリーキューブは研究されつくされ、プレイング構築両方とも理論が確立されましたが、普通の5色コントロールの場合はそれらがtiar1であった時期など無かったためだかそうでないか、確立された理論やテンプレートな構築はありません。

強いカードを振り回したりハメパターンに持っていくのは誰だって大好きです。だからみんな構築を、理論を考えます。それがいくら縛りがきつくて困難なデッキの構築であっても。

その上で5色コントロールって、全てのデッキの中でもダントツに採れるカードの選択肢が広いんです。最近こそエントリーを使った構築が主流ですが、別にプロメテウスや焦土からビッグマナ調にテンポを取ってヴィルヘルムに繋げるようなタイプだって、死んだわけではありません。

使いたいカードを使いたいように使って、勝つことが出来る。更に底の深いデッキを掘り下げる事でデッキを考える楽しみも得られる。
5色コントロールって、見方を変えたら、一番初心者向けのデッキなんですよね。

もしかしたら、5色コントロールってデュエマに必要な事が纏めて詰まっている、のかも知れませんよ?


さて、そんな必要以上に5色について考えさせられた新倉敷CSも終わり、次の週は近畿CS。

関西圏最後のイメン期のCS、頑張っていきたいですね。


『6月20日 第6回新倉敷CS 5色エントリーバスター』

4 x フェアリー・ライフ
4 x フェアリー・ミラクル
4 x 界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ
4 x ガールズ・ジャーニー
4 x ニコル・ボーラス
3 x 龍秘陣 ジャックポット・エントリー
3 x 蒼き団長 ドギラゴン剣
2 x ドンドン吸い込むナウ
2 x 百族の長 プチョヘンザ
2 x 勝利のアパッチ・ウララー
1 x 龍素記号Sr スペルサイクリカ
1 x ホーガン・ブラスター
1 x 超次元ムシャ・ホール
1 x 勝利宣言 鬼丸「覇」
1 x 超次元ホワイトグリーン・ホール
1 x 勝利の道標レティーシャ
1 x 無双恐皇ガラムタ
1 x 龍仙ロマネスク
2 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー
1 x 紅蓮の怒 鬼流院 刃/バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ
1 x アクア・アタック〈BAGOOON・パンツァー〉/弩級合身!ジェット・カスケード・アタック
1 x 時空の支配者ディアボロスZ/最凶の覚醒者デビル・ディアボロスZ

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

25

Author:25
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR